打線は初回、宗がヒットで出塁すると相手のエラーにより生還し1点を先制する。

しかし、先発増井が2回に同点に追いつかれると、続く3回にも1点を奪われ勝ち越しを許してしまう。

それでも3回に杉本が自身初となる30号ソロホームランを左中間スタンドに叩き込み、すぐさま同点に追いつく！

なんとか踏ん張りたい増井だったが4回、先頭F野村に同点HRを被弾。その後2死までこぎつけるも四球を与えたところで降板となってしまう。嫌な雰囲気が漂うがここは代わったK-鈴木がしっかりと抑える！

再び追いかける展開となった打線は直後の攻撃で、この日昇格した中川圭が左中間を深々と破る3BHを放ちチャンスメークすると、伏見の内野ゴロ間に生還し同点に追いつく！さらに5回にはモヤがタイムリーヒットを放ち再び勝ち越しに成功する！

4回から継投策に出ていたチームはK-鈴木、山田、吉田凌と無失点リレーで7回まで追加点を許さず。8回はセットアッパーのヒギンス、9回は守護神平野佳が三者凡退で締めてゲームセット！
1点を奪い合う一進一退の攻防が続き苦しい試合となったが、救援陣が反撃を許さず接戦を制し貯金を再び今季最多となる15とした！

「打線が1点ずつでしたけど、よく追いつき、追い越したと思います。なかなか連打というわけにはいかないですし、どんな形でも点を取っていくということをテーマとしてやっていますので、その中ではよかったと思います。
Kがしっかり投げてくれたり、山田は打たれましたけど、守備陣がすごくがんばってくれまして。後ろの3人もよく投げてくれました。（6回の中継プレーは）流れの中で一つのミスもなく、しかもストライク送球。それを紅林がやったというのが成長した証拠かなと思いました。
絶対に連敗だけはしてはいけないところで勝てたということがよかったです。」

＜今日のヒーロー！3回の一時同点打となるホームランが今季30号！チームに流れを持ってくる貴重な1発！！＞
「（HRの打席は）最近、打てていなくて悔しかったので、とても嬉しかったです！（スタンドに）入るとは思わなかったんですけど、ファンの皆さんの声援のおかげで入ったと思います！ありがとうございました！
（30号について）ひとまずはうれしいんですけど、まだT-岡田選手の33本に負けているので、その数字に勝てるように頑張ります！（HRのタイトルは）そこは気にせず、チームの勝利に貢献できるように頑張ります！
（チームの雰囲気は）正尚のいない分をみんなでカバーしようとしていて、すごくいい雰囲気です！（モヤのコメントを受けて）まだシーズン終わっていないので、これからモヤに抜かれないように頑張ります！」

＜3回2死から、バックスクリーン左へ一時同点となる30号ソロHRを放つ！＞
「打ったのは真っすぐです。少し泳いでいましたし、外野の頭は抜けてくれるかなと、スタンドまで届くとは思っていませんでした。（30号について）目標にしていた数字でしたし、素直にうれしいです！なんとか今日の試合勝てるように、このあとも頑張ります！」

＜今日のヒーロー！5回に決勝点となる勝ち越しタイムリー！シーソーゲームを制す値千金の一打を放つ！！＞
「（タイムリーの場面は）宗選手の足を考えると、そんなに長打でなくても還ってこれると思っていたので、とにかくボールを捉えることを考えていました。ああいう形で点を取っていけば、この試合に勝てると思っていたので、ヒットになってくれてよかったです！今シーズンなかなか結果が出ていなかったですが、終盤にチームがいい戦いしている中で、自分の調子も上がってきましたし、このままいい結果を残して、チームの勝利に貢献していきたいと思います！
（杉本選手に一言）キャンプの時に杉本選手が言ったことがあります。「モヤ、今年はあなたよりたくさんのホームランを打つからね」と。まさに杉本選手が言ったことが現実になっているので、皆さんもくれぐれも何かを口にする時は気を付けてください。良いことも、悪いことも現実になると思うので(笑)
杉本選手が言ったことが現実となって本当にうれしく思っています！」

＜5回2死2塁から、センターへ勝ち越しタイムリーヒットを放つ！＞
「追い込まれていたし、なんとか三振だけはしないように打席に入っていたよ。こういうシーソーゲームのような展開だったし、なんとか先に点を取りたいと思っていたから、タイムリーになってくれてよかった！」

＜先発3回2/3を投げ、被安打4、失点3＞
「大事な終盤戦でチャンスをいただいたのに、ゲームを作ることができず、申し訳ないです。」